
The Power of Immunity
~免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート~
13_CT検査日 カウンセリング
→2007年1月18日
superAFTM
8包
MANDAL-5000
4包
症状など
CT検査を行う。少し体がだるい。食欲はまあまあ。りんごも半個食べた。微熱があるが、免疫活性化の際微熱がでるときいたので、そのせいではないかと思う。
治療内容など
放射線14回目。CT検査。血液検査。電話カウンセリング。
内視鏡検査の結果がよかったからだろう、自分から更にすすんで機能性食品を摂っている。今日は8包も!肌が艶々で、家族の中で一番顔色がいいので(笑)、見舞い客が驚いている。
途中経過を含め専門家とカウンセリング。superAFTM=免疫賦活作用・腸内環境改善・抗酸化作用とそれぞれの役割別に有効であるが、また違ったアプローチをかけてみるのも手であるとのこと。
有効なのが、「鮫抽出脂質」であり、効果は「新生血管抑制作用」。がんに対してかなりの実績をあげている機能性食品である。
がんに伸びる不正血管を抑制したり、がんが増殖する際の新生血管を阻害する。つまりがん細胞が生き延びるための血管を遮り、結果としてがん細胞を「兵糧攻め」して死滅させるというもの。がんの再発防止にも有効との事。「がんに対する核兵器」と言えよう。
ただし、この「鮫抽出脂質」は、手術したり放射線を当てた前後2週間ほどは摂る事ができない。大人の体は、健康な場合、血管が新生されるということがないため、「新生血管抑制作用」はがん細胞のみに有効である。しかし、手術や怪我などした場合は、その傷口から新たに血管を再生するため、その再生まで阻害されてしまう恐れがあるからである。
放射線は、照射している部分がいわゆる「火傷状態」なので、これも焼き付けられた細胞から新たに血管が再生されているため、上に同じだ。
父は現在放射線治療中なので、鮫抽出脂質を試すことができないが、放射線終了後の状態をみて、「鮫抽出脂質」についても検討してみようと思う。
今日はCT検査であった。果たして父の体内はどのような変化を起こしているのか…結果は2~3日かかるだろう。心配で毎日よく眠れず。
→2007年1月19日
superAFTM
8包
MANDAL-5000
4包
症状など
体の調子・食欲ともに良好。
治療内容など
放射線。CT検査結果。血液検査。
CT検査の結果
このCT検査の結果を見るまでは夜もまともに眠れない。今朝も胃内視鏡検査と同様神経が高ぶり、ほとんど眠れず早朝に起床してしまう。「もしこのCTの結果が悪かったら…もし他の部位が拡がっていたら…」と不安が不安を呼び、どんどん悪い方へ考えが傾いていく。
先日の胃内視鏡の結果もよかったし、父の状況を見ても悪くなっているという要素が無いのは分かっている。superAFTMの効能もよく分かってはいる。だがやはり、実際にこの目で父の体内を確かめるまでは、心配のあまりどうしても悪い方に頭が動いてしまうのだ。情報の伝わり方は「プラス要素が半分、マイナス要素が2倍」というが、私の場合はマイナス要素の伝わり方が10倍、と言ってもいい位に。
病院についた私と家族は、CT検査の結果が待ちきれず医師のところへ出向いた。…CT検査の結果はすでに出ていた。そして皆でその写真を見せてもらった…
「え??」「がんが…消えている???」…そうなのだ、がんが「消えて」いるのだ!父の胃の部分に大きく影となっていたがんが、肝臓にあった影が、大腸部分が、他にバラバラとあった影が、無くなっているのだ!


----「残っているのは、この胃と肝臓の間にあるリンパの部分だけですね…それも、10cmあったものが5cmに縮小していますね。あとは全部消滅しています」…医師が告げた。
あまりのことに、私は自分の目を疑った。夢を見ているのではないのか…つい一昨日胃カメラで見たときには、まだ胃の底に少しだががん細胞が残っていたのだ。それが跡形も無く消えてしまっている。たった二日で消えてしまうとは!!何ときれいな胃に戻った事か!私が心配していた肝臓転移のがんも無い!散らばっていた小さながんも、跡形も無いのだ!
…嘘ではない。自分のこの目で確かめたのだから。
転移部分は、リンパの部分を1箇所残し、あとは全て消滅していた。その残ったリンパ部も、当初10cmもあったものがなんと5cmまで縮小しているのだ!
----「…胃のがんが消滅してますので、今後の放射線は残っているがんに照射します」
病院でも前代未聞だったようで、医師も不思議で仕方ない、と言った様子であった。医師としては、腑に落ちない点だらけだし、当初自分が私たちに告げた内容をことごとく裏切られた訳で説明のしようが無く、居たたまれなかったのだろう。CTの結果だけ説明してそそくさと退室してしまった。
実際にCT写真で見た父の胃は、本当にきれいになっていた。12月18日に見たそれとは、まるで別人である。「胃がん」と診断された父の胃に、もうがんが無いなんて…パワーアップした父の「免疫細胞」は、ドラマティックに、ドラスティックに、がん細胞を叩きのめしてくれていた。
この選択に間違いはなかったのだ!!この時やっと、私は、心の底から安堵した。
仕事後駆けつけた「榮ちゃん&ヒロシさん」に、家族用食堂でこの結果を報告した。「やったなっ!!」お二人から、握手を求められた。「チームK」の3人で、がっちり握手を交わした。お二人は即座に、父の会社関係に電話してくださった。
皆一様に驚いていたようだ。
このCT結果で、私は、「これで父は助かる。このまま一気にがんは治せる!」と、確信したのであった。