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The Power of Immunity~免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート~

The Power of Immunity
~免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート~

2009年

→1月7日

前回2008年7月16日から半年が過ぎました。2009年1月7日、CT画像検査・血液検査を受け、1月14日その検査結果を伺いに久しぶりに病院へ出向きました。

 

主治医と父と私の会話内容(抜粋)

D)CTと採血の結果を見ましたが、全く大丈夫ですね。

 

父) ちょっと検査の日調子悪かったんですよ(新年会が続き飲みすぎで)、でも次の日からまた元に戻ったんですけれどね。

 

D)もうここに前にあったものがほとんどないんですよ。※以前「腫瘤(しゅりゅう)」(コブのようなもの。がん細胞ではない)が確認された
若干胃から食道にかけて厚くなっているんですけれども、前と比べると全然なくなっちゃっているんですよ。まぁ治療が効いたと思うんですけれど・・・
非常に治療が効いたんだと思います。たぶん放射線治療が効いているんじゃないかな??と思うんですけれど。

結論から言うと再発はありません。ま、目に見えないところで残っているかもしれませんけれども、結果的に無治療でこの状態なので・・・変化なしです。

 

父) 前よりも体の疲れがなくなったんですよ。

 

D) まぁ普通の生活されていますので体力が戻ったと思います。

 

私) じゃ今のところはCT、血液検査でがん細胞が見えないってことですか??

 

D) 今回の結果では再発はしていません。今何も治療をしてませんけれど、悪い方向には行ってません。インフルエンザの予防接種をやりましたか?

 

父) やっていません。

 

D) 予防接種はやった方がいいですよ。では次回は7月にCT検査・血液検査の予約を入れておきます。

 

・・・以上こんな感じの定期検診でした。

 

「父が放射線治療、抗がん剤治療を施していた時期」

放射線治療:2006年12月25日開始から2007年2月2日(全25回)で終了。抗がん剤治療:2006年12月25日から2007年1月22日3クール目で打ち切り。その後は、西洋医学的には一切無治療で経過観察というスタンスを現在まで続けています。

 

2007年2月9日退院時のCT画像評価では、リンパ節に約2.5cmのがん細胞をはっきりと確認できました。そして、その残ったがん細胞は、2007年3月5日のCT検査では肉眼で確認できないサイズとなり、その後いつのまにか消え、今日まで再発もなく健やかに日々の生活を謳歌しています。

 

2006年末~2007年初めに施した「放射線治療」が効いて残ったがん細胞が消滅し、今なお再発を免れているとは、ちょっと考えにくいと思いますが…

今年は3年目に突入~「完治」目指して頑張ります。

医師のメモを書く

→7月1日

主治医との会話内容(抜粋)

D) 体調はどうです?

 

父) いいですよ。

 

D) CT画像で今のところまったく問題ありません。今回、当時の担当の部長N先生と相談したんですけれど、患者さん(父)、治療をやめてから無治療でもう2年以上経っているんですよね。

 

私) 今年3年目に入ってます。

 

D) そうですね。ということは、放射線、化学療法をやって治療効果としてはかなりいいはずなんですよ。もしがん細胞が残っている状態だったら、この2年(無治療)のうちにでてくるはずなんですよ。それが2年間無治療で出てこないということは、完全寛解という形になるかと思うんですよ。初回にやった放射線がかなり効いたと思います・・・。

 

今回相談したのはですね…こういう状態になる方ってそんなに多い訳ではないんですよ。非常に運が良いと思うんですよ。ですから、一度胃カメラをやってはどうですか?こちらからの提案なんですが。ここ2年間、胃カメラ検査は行っていなかったので、今後1年に1回胃カメラ検査をすることはどうでしょう?もし初期の胃がん(小さいがん)があるとすれば今は内視鏡で簡単にとれるんですよ。

 

父) 胃カメラは・・・ん~~苦しいのが嫌なんですよ。。

 

D) 今は鼻から入れる細い胃カメラもあります。もし苦しいのが嫌なら鎮痛剤を使えば寝ている間に終わりますよ。

 

父) 胃カメラについては少し考えさせて下さい。

 

D) わかりました。では次回のCT・血液検査は来年の1月に予約を入れます。

 

…このような感じで今回の定期検診は終了しました。

 

今回の検査結果で、とうとう医師の口から完全寛解という言葉がでました!これは私たちにとって非常に大きな出来事です。余命宣告をされた父が、ここまで回復でき、そしてとうとう医師からも回復を認められたのです。

 

父の回復は医師のいうような治療の効果でも、また奇跡でもないと私は思っています。父はなるべくして回復の道をたどったのだと。改めて父本人の治癒力の凄さを実感しました。

 

最近の父…仕事とゴルフをパワフルにこなしています。自宅での治療内容は、NEWsuperAFTMを1包、水は温泉水99。最近食べ始めた村上農園のブロッコリースプラウト(スルフォラファン)を毎晩食べるようにしています。アルコールは毎晩飲んでいます(昔ほど量は飲んでいないが・・・注意)

 

今後の目標は、5年、10年…と現状を保ち続け、「完治」と宣言されることです。

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