
The Power of Immunity
~免疫活性により進行胃がんに打ち勝った父の闘病レポート~
16_3度目のCT検査
→2007年2月6日
今日は3度目のCT検査…前回のCT検査で、父はまさしく「奇跡的な」短期がん消滅を成し遂げ、残すはリンパ部の5cmのがんのみとなった。あれから父は、superAFTM&MANDA L-5000を毎日6包摂り続けている。ほぼ順調にそして着々と、父の容態は良くなっていった。
今回のCT検査に対する私の気持ちは、前回のような「大きな不安・小さな期待」というナーバスなものでは全く無い。むしろCTの結果が楽しみという、心の余裕がある。やはり「superAFTMを摂り続けている状態で、がんが拡がることは無い!」という「確信」が、私の中に「安心」という根をしっかりと植えつけたからであろう。
ただ、過度の期待は外れた時のショックが大きいので、まずは「ひと回りでも小さくなっていれば吉」と思うことに。(でも心の奥底で、[あわよくば全消滅も有り得るかも…]などという欲が頭をもたげている…イケナイ、イケナイ)
今回の結果如何で、私は今後の治療計画を変えようと思っている。放射線は2月2日で全25回終了したから良いものの、化学療法が今後、父の体にもたらすであろう「害」を鑑みて、残ったがんの大きさによってはこの時点で化学療法を中止する方が、父にとってbetterと判断したのだ。化学療法の「効果と害」を天秤に掛けたら、「害」が軍配を上げるのは火を見るより明らかである。
実際父は副作用らしい副作用は出ていないものの、抗がん剤によってかなり身体にダメージがあったことは事実であり、私としてはこれ以上抗がん剤を続けることは、父にとって「危険」と感じていた。無論、この様な英断を下せる背景には、superAFTMという強い味方がいるからに他ならないが…
私は一晩ほとんど眠らずにこのようなことを考え、抗がん剤ストップの結論にたどり着いた。独断で決めたことで家族が何と言うか些か不安であったが、まず母に伝えた。
---ここまでお父さんが回復したのは、彼方のお陰だよ。もう全て彼方に任せるよ---
当初、私の選択した治療法について非常に否定的であったが、これまでの良好な経過によって徐々に理解を示してくれていた母は、私にこのような言葉をかけてくれた。
抗がん剤をストップするのは、ある意味大きな「賭け」である。だが、「父が助かるにはこの方法しかない」という結論によって、私はその可能性に賭けたのである。
→2007年2月7日
3度目のCT検査~その結果
医師とのアポを18:00に取ってある。検査結果を聞く為だ。…医師と話をする前に、父に「抗がん剤をストップする」と告げた。明日からまた抗がん剤が始まると思っていた父は、当初困惑した。
父は、がん縮小に抗がん剤が効いていると思っていたようである。私は父に、抗がん剤の乏しい効果、それに対する多大な副作用の恐ろしさ、現代医学(西洋医学)の限界などを説明し、最終的には納得してもらった。
そして夕方、先日より父の担当医となった医師のもとへ向かった。早速、1/18のCT画像と今回の画像を比較しながらモニタリングした。この、僅か20日ばかりの間に、またしても父の免疫細胞は「いい仕事」をしていてくれた。残っていたリンパ部5cmのがんは、半分の2.5cmまでに「飛躍的な縮小」をしていた!


1月18日に残っていたがんも、わずか20日間で「半分」である。やはりこの効果・スピード…只者ではない…現代医学においては「がんが縮小する」こと自体ほぼ有り得ないことなのだから。一緒に見ていた父本人も、「随分小さくなったなぁ…」と感慨深げに言っていた。
私は医師に、明日から予定されていた抗がん剤を止める意思を伝えた。案の定、いい顔はされない。
以下、医師(D)と私のやり取り。
D) Aさん(父)は稀に見る「抗がん剤が効いている」人ですよ。こんなに抗がん剤が効く人も特殊です。折角抗がん剤が効いてここまで小さくなっているのに、今止めてしまうのはどうかと思います。私としては、ここで止めてしまうのは勧められません。副作用のことがあるのなら、今使っている抗がん剤よりもっと弱い薬を使うとか、または半分に減らして続けるというのはどうですか?
私)それならば、抗がん剤を続けたとしてがんが治るという保証はあるのですか?
D) いえ、抗がん剤でがんは絶対消えません。抗がん剤は、例えば、余命3ヶ月と言われたものを4ヶ月、5ヶ月まで延ばすといったように、「延命」できる薬であって、あくまでがんの拡大を抑えるものです。一般的に、抗がん剤によってがんを消滅させることは不可能です。今の医学では、手術できないがんは根治できませんから。ただ、先程も言ったようにAさんは「稀に見る抗がん剤が効く特殊な人」なので、このまま続けることを勧めます。それに、抗がん剤を止めてしまうと、がん細胞が飛んで他の部位に転移してしまう可能性があります。
私)それならば、抗がん剤を投与していれば転移は防げるということですか?
D) いえ、抗がん剤を投与していても転移する可能性もあります。
私)…(怒)
…ところで、現在「生理食塩水」の点滴投与を続けていますが、あれはどういった意味からですか?
D) 先日までの担当医からの指示です。Aさんは衰弱が激しかったものですからその対応でしょう。私としては、だいぶ回復されていますしもう止めてもいいと思うんですけどね。
私)…(怒×2)
最終的に、抗がん剤や生食点滴などの治療は全てストップし、近日中に退院して、後は自宅療養で様子を見つつ通院で定期検診、ということで承諾してもらった。
医師は治療を拒否されたことに対し、終始「折角抗がん剤が効いているのに、なぜやめるんだ??」という疑問を抱えたままであり、承諾したとはいえ納得はしていない。医師としては、父のがん縮小は100%抗がん剤の成果と思っているわけだから、そう考えるのも無理はあるまいが…
だがしかし、上のやり取りを見る限り矛盾だらけの勝手な物の言い分に、私は非常に腹立だしさを覚えた。ここには父も同席していたのだが、がん患者を目前にして、「抗がん剤は延命治療のみ」「絶対消えない」「根治は不可能」などと、不安を煽ることを並べ立てる。抗がん剤を止めると転移の可能性があると言いながら、抗がん剤を投与していても転移することがあるという。一体なんなのだ?
生食点滴は「衰弱が激しいから」だと?父の衰弱が激しかったのは、精々先月中旬までだ。現在の父は3食きちんと摂れて、体力も回復しているのは素人が見ても明らかなのだ。「生食はもう止めてもいいと思っている」だと?なのに無駄に続けるのはどういうことだ?まるで、病院の利益のためではないか。そして「稀に見る抗がん剤が有効な患者」だから、臨床データのためだけに投薬を続けさせたいと考えているのでは?という疑念さえ生まれる。
そもそも父のこの驚異的な回復は、抗がん剤の効果などではなくsuperAFTMの効果だと認識している私は、医師の言葉通りにする気など更々無い。医師と話していて、私のように有効な保険適用外治療を知らず医師に治療全てを任せている進行がん患者は、そのまま死への道を辿るしかないのでは…とさえ考えた。
勿論それは、個々の医師が悪いというのではなく、そのような治療しか施さない制度の日本の医療界のあり方に問題があるのだが…(この件に関しての私の見解は、ここまでの経過を振り返ってcolumnをご参照ください)
今私は断言できる。もし全てを医師に委ねたままであったなら、父は既に故人となっていたであろう。私は明後日(2/9)に、父の退院を決めた。
今後の治療計画
退院後の父は、これまでの治療法をベースとし生活のトータルバランスを取りながら治療していく。そのためのキーワードが、免疫力正常化=腸内環境改善(腸内細菌のバランス改善)活性酸素抑制(抗酸化)。具体的な方法としては、食事改善、ストレスコントロール、規則正しい生活リズムと適度な運動などだ。
上記2つのキーワードを、高い次元でバランスよく満たすことで、がんを抑制できる。特に食事に関しては体の基礎の基礎であるから、慎重に対応したい。父の食事はしばらく私が監修するつもりだ。私のフードビジネスに携わる経験が役に立つ。
機能性食品superAFTMは、この2ポイントの各作用をほぼカバー出来る効力を持つ。日々の生活の中でストレスや生活リズムも管理が可能だ。更にがんに対して追い討ちをかける為に有効な機能性食品をいくつか厳選し、superAFTMに加えて取り入れることにした。いくら有効な機能性食品でも、小腸の状態が良くなければ体内に吸収がされず、摂っても効果が半減するという。その点父はsuperAFTM&MANDA L-5000によって腸内環境が良好に改善され、消化・吸収の状態も非常によくなった。今の父の腸環境は、そういった機能性食品の効能を100%活かせる状態にあると言ってよい。
そこで私がチョイスした機能性食品は、以下の2種類である。
1)鮫抽出脂質
効果は「新生血管抑制作用」。がんに伸びる不正血管を抑制したり、がんが増殖する際の新生血管を阻害する。つまりがん細胞が生き延びるための血管を遮り、結果としてがん細胞を「兵糧攻め」して死滅させるというもの。がんの再発防止にも有効。superAFTMの主成分、米ぬかアラビノキシランとの相性も非常によいとの事。
2)フコイダン
*(注)父は退院後、再発防止の為に約1ヶ月ほどフコイダンを取り入れていた。その後の調べたところ、フコイダンそのものは身体に悪いものではないが、米ぬかアラビノキシランと同じ「多糖類」なので、同時に摂るともったいないことにアラビノキシランが一緒に体外に出てしまうようだ。
superAFTMは免疫力を向上(正常化)させその免疫細胞によってがんを叩くという「間接的な」治療であり、鮫抽出脂質はそれそのものによってがんを叩くという「直接的な」治療である。そして各々が、がんに対してそれぞれ違ったアプローチを掛けるのである。
有効度の高い機能食品を組み合わせ、食生活をはじめとする高いレベルで生活のトータルバランスを取る事で相乗効果が高まり、更にがんを叩く効果・速度が高まる可能性があるのだ。
私がプロジェクトする今後の治療方針に危惧の念は抱いていない。今後の父の、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上の為にも、ベストな選択だと自負している。何故なら、つい1ヶ月半前まで体中がん細胞だらけであった父の回復状況、がんの縮小消滅が、これまでの療法が有効という何よりの証拠であるからである。
父ががんと宣告された時の「これからのことは全て俺が仕切る。俺が絶対に治してみせる!」という心の誓い通り、私は必ずやがんを根治させてみせる。